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阪神・馬場、“大魔神”2世だ スライド登板でいよいよベール脱ぐ

 阪神の交流戦を締めくくるのは、ドラフト1位新人の馬場皐輔(こうすけ)投手(23)=仙台大。21日のオリックス戦(甲子園)でプロ初登板初先発する。東北育ちでのんびり屋の右腕が、いよいよベールを脱ぐ。

 デビューのチャンスを得た20日の同カードは、午後1時半に雨天中止が決定。スライド登板が決まり、「気持ちを切らさずに臨みたい。余計なことは考えず、自分の投球をするだけ」と話した。

 先日の全日本大学野球選手権で、東北福祉大野球部を14年ぶり3度目の優勝に導いた元西武の大塚光二監督(50)は、仙台六大学リーグで何度も対戦した右腕を「佐々木主浩に近いと思う」と評価。同じ宮城県出身でプロ通算252セーブの“大魔神”になぞらえるほどの逸材だが、春季キャンプから帰阪後には実力不足だとして、2軍行きを命じられた。

 同期入団の高橋遥、谷川両投手はすでにプロ初勝利をマーク。チーム関係者は「彼はいい意味でマイペース。のんびりした性格だが周囲の雑音に振り回されなかった」。それでも今月15日からの楽天3連戦(楽天生命パーク)では、凱旋登板を願う仙台大関係者や地元メディアから「仙台で投げてほしかった…」とため息がもれた。

 チームはここまで雨天中止翌日は8戦全勝。吉兆も追い風にして、初マウンドで大魔神2世の片鱗を見せられるか。(山戸英州)

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