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「すごくいい経験になる日だった」阪神ドラ1新人・馬場が好投! 収穫と課題は

 阪神のドラフト1位新人、馬場皐輔(こうすけ)投手(23)=仙台大=がプロ初登板初先発の21日・オリックス戦(甲子園)で6回1失点と好投。勝ち負けはつかなかったが、エースナンバー「18」を背負う右腕らしい投球を見せた。

 2回、ロメロに甘く入った変化球を左翼席中段へと運ばれ先制を許したが、最速147キロの直球を見せながら変化球で打ち取る投球で相手打線を抑え「勉強になり、すごくいい経験になる日だった」と収穫を口にした。

 ドラフト1位投手ながら、1軍デビューが延び延びとなった。チーム関係者は「1軍キャンプ終了後、2軍に来たときは、人気球団のドラフト1位というプレッシャーが“半端なく”かかって苦しんでいた。時間をかけて自力で脱したことは、今後の投球にもつながっていくと思う」。

 ファーム関係者も「彼がいいピッチングをしたことで、下にいる若い子にとってはさらに競争に激しさが増す。投手陣にとってはいい傾向だと思うよ」と話す。

 一方、敵陣からは「もっと直球押しでいいのでは」との声も上がった。あるオリックス選手は「持ってる球種は違えど才木、谷川らと同じで、直球を見せつつ変化球で抑える投手は阪神投手陣に多い。だけどこの世界、同じような投手は1人でいいから最後まで生き残れないよ」

 その上で「変化球の良さを出すためにも直球を軸にした方が相手は怖がる」と提言した。

 チームは延長12回引き分けで交流戦11位に終わったが、22日から3連戦を戦う首位広島とは4・5ゲーム差。就任3年目の金本阪神は再び大きな節目を迎える。(山戸英州)

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