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セネガルDF、そびえる“人間山脈” 鍵を握るのは香川…突破の秘策は、初戦と同じ先発メンバー W杯 (2/3ページ)

 DF昌子も「セネガルの選手は身体能力が高く、追いつけないようなボールを足を伸ばして取ってくる。(初戦で敗れた)ポーランドも予想外の動きでやられていた。体も大きく、登録の身長よりも大きいと思われる選手もいる」。

 この強力なDFを崩すには正面からの攻撃だけでは歯が立たない。“人間山脈”を打破するには、セットプレーやミドルシュートが有効だが、流れの中で崩すには、うまく裏を取るしかない。香川の一瞬の判断、1本のパスが勝敗を左右する。

 問題は香川の“ガラスのメンタル”だ。

 2月に左足首を痛めたことをきっかけに不振に陥り、ハリルホジッチ前監督が交代していなければW杯メンバーから落選必至だったとみられる。香川のセンスは誰もが認めるが、ハリルホジッチ前監督に「メンタルが弱い」と一刀両断されたように考え込む癖がある。ミスをひきずり、ノーゴールが続くとなかなか抜け出せなくなる。

 しかし、今大会では本来の調子を取り戻しつつある。初戦のコロンビア戦では値千金の先制PKを決めた。再生のきっかけとなったのは、乾とのコンビ再結成だ。

 かつてC大阪でチームメートだった2人の間には、あ・うんの呼吸が存在する。1988年6月生まれの乾と、89年3月の香川は“同学年”でもある。開幕直前の国際親善試合パラグアイ戦(12日)で3得点を生み出して以来連係を深める香川-乾ラインが機能すれば、セネガル戦でも得点できる可能性は十分にある。

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