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セネガルDF、そびえる“人間山脈” 鍵を握るのは香川…突破の秘策は、初戦と同じ先発メンバー W杯 (3/3ページ)

 また、香川にとって乾以上に大切な存在といえるのが、DF長友佑都(31)=ガラタサライ=だ。日本代表として長年苦楽をともにしてきた長友は、現在、メンタルトレーナーばりに香川に寄り添い、心の支えになっている。

 コロンビア戦終了後、2人は宿舎ホテルのプールにつかり、惨敗を喫した4年前のW杯ブラジル大会の頃を振り返りながら、そこから抽出される教訓に思いをはせたという。

 西野監督の“香川操縦法”も見事といっていいだろう。「コロンビア戦前、トップ下のポジションを争う香川と本田(パチューカ)を、基本的に公平に扱いながらも、実戦形式の練習では常に香川を主力組、本田を控え組に置いた。香川のプライドをうまくくすぐったと思う」と協会関係者は指摘している。

 ライバルの本田が途中出場したコロンビア戦で右太ももに打撲を負い、以降別メニュー調整が続いているだけに、セネガル戦でも先発・香川-途中出場・本田の構図に変更はなく、それどころか香川フル出場の可能性もある。

 日本協会の田嶋幸三会長は「このチームはまだまだのびしろがあると思っています。香川君もいろいろな困難があったから、今があると思っています」と殻を破った香川にエールを送っている。

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