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借金苦で任意引退の前ロッテ・大嶺翔太氏 身から出たサビとはいえ…人生をやり直せるか

 「環境を変えて出直したい」。金融機関からの借り入れトラブルで23日に突然任意引退を表明した前ロッテ内野手、大嶺翔太氏(26)はそうコメントを残したが、人生をやり直す方策はあるのだろうか。

 2年半前から複数の金融機関と借り入れのトラブルがあり、球団にも取り立ての連絡があった。球団から再三注意を受けたが、改善することはできなかったという。

 沖縄・八重山商工から2009年ドラフト3位でロッテに指名されたが、同年12月、石垣市内の居酒屋で飲酒、喫煙をしたとして八重山警察署に補導されていたことが発覚。このときもいったんプロ入りが暗礁に乗り上げた。

 入団時の契約金は4000万円。9年目を迎えた翔太氏は今季年俸が自己最高の1000万円に達するなど、プロ球界で通算1億円あまりの収入があったとみられる。

 それを吐き出した揚げ句、積み重ねた巨額の借金を、当面収入源さえない翔太氏がどう返済していくというのか。身から出たサビとはいえ、豊かな才能に恵まれながらプロ入り当時から問題行動が目立っていた若者に、日本球界や球団が社会常識を教え込む機会はなかったのだろうか。

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