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西野氏、監督続投できない裏事情 協会内でつるし上げ…就任時から技術委員が反発 ベルギー戦の采配にも猛批判 (2/3ページ)

 日本サッカー協会の田嶋幸三会長(60)が「やはり日本人監督がいいのかもしれない」と周囲に何度も口にしていたのもこの頃。

 少なくとも来年1月のアジア杯(UAE)まで西野監督が続投。その後状況によっては、代表コーチと2020年東京五輪代表監督を兼務する森保一氏(49)に禅譲-とのプランがまるで既成事実のようにささやかれるようになった。

 日本人で固めたスタッフのムードは最高。それに引き換え、クリンスマン氏はドイツ出身だが、現在の米国での生活を気に入り、仮に就任しても“通い”になる見込み。協会が描く日本代表監督像からどんどん遠ざかっていった。

 しかし、状況はもう1度ひっくり返る。決勝トーナメント1回戦のベルギー戦である。FIFAランキング3位の強豪に対し、日本は2点を先取。ところが後半24分から怒濤の3失点で逆転負けを喫した。

 「よく頑張った。感動をありがとう」というのは、あくまで一般の人々の反応。多くの協会関係者、日本代表OBらからは、2点リードの状況から3点目を取りにいった西野采配に対し、「あの場面は、試合を落ち着かせてナンボ。点を取りに行けばああいう結果になることは、サッカーをかじった人間なら誰でも想定できる」と猛批判が巻き起こった。

 そもそも、西野監督は就任前、電撃解任されたハリルホジッチ前監督を支える技術委員(11人)のトップ、「技術委員長」の立場にあった。

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