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西野氏、監督続投できない裏事情 協会内でつるし上げ…就任時から技術委員が反発 ベルギー戦の采配にも猛批判 (3/3ページ)

 田嶋会長たっての要請で監督の座に就くことが決まったが、協会関係者によると当時、複数の技術委員が「こんな話は聞いていない。筋が通らない」と詰め寄り、西野監督はひと言も反論できないという“修羅場”が展開されたという。

 いまだに協会内では、J1鹿島関係者や、ハリルホジッチ招へいに尽力した原博実氏(59)に近い人脈には、“反西野”のムードが濃厚だ。

 西野監督はW杯開幕前、最終メンバーから漏れたMF三竿(鹿島)をバックアップメンバーとして代表に帯同させることを望んだが、クラブ側に拒否された。「三竿本人はW杯に行きたがっていた」(協会関係者)との声もある。これなどは、一枚岩とはいえない協会内の実情を象徴していた。

 こうした実情を西野監督も察知。敗退後、田嶋会長との2者会談で退任の意向を強く打ち出したようだ。実際、田嶋会長は会談後、次期監督人事について「白紙」と繰り返すようになった。

 現時点では消去法的に、“オールジャパン”体制を引き継ぐ森保氏が最有力にみえるが、もはや予断を許さない。1度消えたクリンスマン氏ら外国人監督の線が復活するかもしれないし、西野監督への再オファーだって、可能性はゼロとはいえないのだ。

 田嶋会長は10日にもFIFA(国際サッカー連盟)理事としてW杯準決勝以降を視察するため、クリンスマン氏も滞在するロシアを再訪する。次期監督について話し合う予定の20日の技術委員会、26日の理事会も迫っており、事態が大きく動く可能性もある。

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