記事詳細

仏デシャン監督、優勝で「暗黒時代」脱出なるか 16日0時決勝 W杯

 優勝候補国が早々と姿を消す大波乱のW杯ロシア大会で、前評判通り20年ぶりの決勝にたどり着いたフランス。

 ディディエ・デシャン監督(49)は準決勝後、「精神力を本当に誇らしく思う」と選手をたたえたが、この大舞台にこぎ着けるまでには、不遇の暗黒時代があった。

 2010年W杯南アフリカ大会の1次リーグ第2戦のメキシコ戦で、ハーフタイムにドメネク監督(当時)とFWアネルカが口論。アネルカはW杯途中にも関わらず追放処分を受けた。これに怒った一部の選手たちは、練習をボイコットするなどチームは完全に崩壊した。

 これを皮切りに問題が続出する。当時のエースFWカリム・ベンゼマ(30)とFWフランク・リベリー(35)が未成年買春で起訴され、「ジダン2世」と異名と取ったMFサミル・ナスリ(31)は、代表落選で恋人がデシャン監督を罵倒するなど、目も当てられない状況に陥った。

 当時を考えれば、今大会で決勝まで来たことが奇跡のようにも思えるが、新生「レ・ブルー」が優勝という結果を残してはじめて、「暗黒時代」から抜け出したといえるだろう。

関連ニュース