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清宮、1軍定着にまた難題…右肘不安でフレッシュ球宴後の試合を欠場 「守備9イニング任せられない」 (1/3ページ)

 日本ハムのドラフト1位ルーキー、清宮幸太郎内野手(19)=早実高=が、右肘の張りを訴えて16日のイースタン楽天戦(鎌ケ谷)を欠場。数日間は休んで試合復帰の時期を判断するという。イースタン・リーグ最多の15本塁打を量産し、12日のフレッシュオールスターゲームでも右翼席へアーチをかけ優秀選手賞を獲得するなど2軍での活躍は十分。1軍定着には、幾重ものプロの壁が立ちふさがっているが、守備不安は大きな要素の一つ。右肘の張りは軽視できない問題だ。

 1軍と同じく2軍でも球宴明けの後半戦がスタートした16日。清宮はスタメンはおろか途中出場もなく結局延長11回の試合に出番なしに終わった。

 7月に入ってから右肘に張りを訴えており、4日以降の4試合は守備を避けてDHで出場。9日に右翼レギュラーの大田泰示外野手(28)が左手骨折で1軍登録を抹消されたことから、1軍に昇格したが、ソフトバンク戦2試合(東京ドーム)に代打で途中出場しただけ(計2打数無安打1四球)で2軍へ逆戻り。外野守備に就ける状態であれば、1軍残留の目もあったかもしれない。

 12日のフレッシュオールスターにはDHで出場し本塁打を放っており、右肘の状態は深刻ではないようだったが、結局、後半戦スタートは欠場となり、大事を取って数日間はノースロー、打撃練習も控え、患部の様子をみた上で試合復帰の時期を判断するという。11日に1軍登録を抹消されたため、再登録は21日以降となる。

 1軍では大田だけでなく、16日のオリックス戦(京セラドーム大阪)では、オールスター戦で左肘に死球を受けた中田翔内野手(29)も欠場した。本職の一塁にレギュラーとして立ちふさがる中田がいない時期に1軍にいられないのは痛恨だろう。

 打力は傑出している清宮だが、1軍定着には課題が多い。特に、出場機会を増やすために今季から取り組んでいる左翼の守備はとてもではないが、1軍の試合に出られるレベルではないとされる。

 球団OBは「まず磨かなければならないのは打球判断。一歩目が遅かったり、追い方に危なっかしさがあるから、安心して9イニングを任せられない」と指摘する。

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