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森保ジャパンに必要なのは「鬼軍曹」 J1長崎・高木監督が戦友『ポイチ』に直言

 J1昇格元年の長崎を率いるのは、「アジアの大砲」こと元日本代表FWの高木琢也監督(50)だ。1993年「ドーハの悲劇」を経験した戦友で、日本代表監督への就任が秒読みの森保一五輪代表監督(49)について、「鬼軍曹が必要」と直言した。

 昨季優勝の川崎にアウエーで0-1と惜敗。「試合には負けてしまったが、選手はいい試合をしてくれた」と振り返った後で、J1広島時代の1年後輩を思いやった。“ポスト西野”に名前が挙がる森保監督に対し、「五輪とW杯の兼任監督になるのなら、それは相当キツイ仕事ですよ」と本音を明かしたのだ。

 「トルシエさんの時は兼任監督(シドニー五輪と2002年W杯日韓大会)で成功しましたよね。あれは彼がガミガミいうタイプの鬼軍曹だったからだと思います。ポイチ(森保監督の愛称)はそういうタイプではないからな…」

 学閥や派閥中心の日本サッカー界では珍しく、森保監督は高卒からのたたきあげ。広島の前身、マツダ入社後は実力を低く評価され、親会社ではなくグループの運送会社で勤めていた。高木監督は「あの頃は寮費だけはクラブが出してくれたんです。本当にポイチはマジメ一徹でしたから」と当時を振り返る。

 「ポイチをアシストする鬼軍曹が絶対必要です」というエールも、戦友の性格をよく知るからこそ。自身は「無理、無理。長崎でやりたいことがありますから。もちろんできることは何でも応援します」と固辞したが、苦楽をともにした応援団の存在は頼もしい。(夕刊フジ編集委員・久保武司)

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