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【江尻良文の快説・怪説】緒方広島“リーグ3連覇”後の壁 「ペナントはうまいが短期決戦が下手」 (1/2ページ)

 球団史上初のリーグ3連覇へ独走で視界良好。第一関門突破は時間の問題の広島・緒方孝市(49)監督だが、次なる関門が控えている。

 「球団史上初のリーグ3連覇は難しいだろう。2人に代わるコーチはいない。今の選手にとって一番重要なのは、コミュニケーションの取れるコーチだから、あれだけ選手とうまくコミュニケーションが取れて、熱心に指導してきたコーチは貴重だった」

 広島OBたちは開幕前、こう異口同音に球団史上初のリーグ3連覇を危ぶんでいた。石井琢朗打撃コーチと河田雄祐外野守備走塁コーチが昨季限りで、広島と東京の二重生活解消という家庭の問題で退団。今季からそろってヤクルトのユニホームを着ている。

 この2人の流出は計り知れないダメージになると、広島OBたちは危惧していたのだ。ところが、3人制から2人制になった東出輝裕、迎祐一郎の打撃コーチ陣と、新任の広瀬純外野守備走塁コーチは、石井、河田両コーチの教えを引き継ぎ、抜けた穴を感じさせない。

 だが、球団史に残る名将・古葉監督もなしえなかった球団史上初のリーグ3連覇へ快走する緒方監督には、まだ2つの関門が待ち構えている。広島OBたちはこう烙印を押している。

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