記事詳細

大谷の影響で高校生“二刀流”が大量発生!? 学生の「エースで4番」珍しくないが…最も可能性高いのは「岩手の2年生右腕」 (2/3ページ)

 西千葉大会で中央学院を春夏連続出場に導いた大谷拓海投手(3年)も、やはり枕に“二刀流”がついて回る。最速145キロのキレのある直球に多彩な変化球を操る右腕は、4番打者としてもチームを引っ張る。

 今大会は5月下旬の練習試合で打球を頭部に受けて離脱した影響で、登板は2試合で6回2/3にとどまったが、東京学館浦安との決勝では通算33号ソロを放つなど1本塁打2安打2打点の活躍。「できれば二刀流は最後まで続けたい」と大谷拓。何しろ姓も大谷だけに周囲は盛り上がるが、プロのスカウト陣は「打者としての方にセンスを感じる」と打者優位の見解が大多数だ。

 北大阪大会決勝(30日=大阪シティ信金スタジアム)では、投打の軸となった根尾昂(ねお・あきら)投手(3年)を擁する大阪桐蔭が23-2の大差で大院大高を下し、史上初の2度目の春夏連覇へ弾みを付けた。

 大阪桐蔭で背番号「6」を付け先発投手と中軸打者、内野の要の遊撃に外野までこなす根尾は“三刀流”と称される。この日の決勝は「5番・遊撃」で先発し、4打数3安打2打点。最速148キロの直球とパワフルな打撃、軽快な守備で今秋ドラフトの目玉候補となっている。

 同校の西谷監督は「彼の可能性を残しておくことが優先」と高校卒業後の選択に委ねる考えだ。スカウトからは「最高の遊撃手になれる」と身体能力を高く評価する一方、「プロの投手としてはサイズが小さい(177センチ)」とやはり二刀流には否定的な声が上がっている。

関連ニュース