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【田代学 ダッグアウトの裏側】レイズ・キャッシュ監督、また奇策! 「救援登板→三塁→再登板」 戦術はデータ分析が裏付け!? (2/2ページ)

 実はロモにワンポイントで外野ではなく三塁を守らせたのには、データの裏打ちがあったという。9回先頭打者のバードは引っぱり専門の左打者で、打球の大半は二塁ベースより右方向へ飛ぶ。三塁が「打球が飛ぶ確率の最も低い守備位置」だったのだ。

 ただやみくもに大リーグの常識を覆すような戦術を採っているわけではない。「弱者」として冷静かつ徹底したデータ分析があるから、この戦力でも勝率5割前後をキープできているのだ。

 ■田代学(たしろ・まなぶ) サンケイスポーツ編集局次長。1991年入社。プロ野球や五輪担当などを経て、2001年から13年11月まで米国駐在の大リーグ担当キャップ。全米野球記者協会の理事や、13年ワールドシリーズの公式記録員を日本人記者で初めて務めた。米国での愛称は「ガク」。

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