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山根会長“元側近”が辞任迫る「悔い改めろ」「自分のことを宇宙一えらいと思っとる」 (2/3ページ)

 澤谷氏が山根氏と出会ったきっかけは、2009年の近大ボクシング部の不祥事による廃部だったという。元プロボクサーで近大OBでもある俳優、赤井英和氏(58)とともにボクシング部復活に向けて山根氏の元に挨拶に向かった。そこで山根氏に「『近畿大ボクシング部なくて関西ボクシング連盟の発展はない。わしも胸を痛めとるんや』と。『お前らがんばれ』と言われた」と澤谷氏は振り返る。

 足しげく通ううちに「秘書として名刺作っておくから、韓国への遠征に一緒に来い」と命じられ、側近として遠征に帯同。さらには「わしはお前のことを自分の息子みたいに思っとる」と言われ、澤谷氏も山根氏を「お父さん」と呼ぶ関係になったという。

 問題が生じたのは昨年の大学ボクシングリーグ戦。当時、澤谷氏が総監督を務めていた近大ボクシング部と芦屋大ボクシング部が互いに4勝0敗で優勝を争うことになった日の夜、山根氏が「お前、暴行事件やっとったな」と切り出した。

 暴行事件とは昨年3月、弟のように親しくしていた近大ボクシング部のコーチから「日本ボクシング連盟へのコーチ登録費を払ってくれ」と金の無心をされ、脳梗塞で倒れる2日前でひどい頭痛に悩まされていた澤谷氏は「それくらいちゃんとせい」としてコーチを平手打ちしたという出来事だった。

 「総監督を辞任しなければ、近大ボクシング部はリーグ出場停止だ」と山根氏に迫られたが、背景には澤谷氏が次期連盟会長の座を狙っているという噂があったという。

 澤谷氏は総監督を辞任したが、さらに追い打ちがかけられた。「それまでは関西の審判が務めていたのに、近大と芦屋大の試合だけ(山根氏の)子飼いのレフェリーとジャッジが入ってくるわけです。それはもう一目瞭然ですよ。勝てることはない」

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