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西武・雄星が“初”ブチ切れ! 7回途中降板、ベンチで爆発

 喜んではいられない。パ・リーグ首位の西武は3日、日本ハムとの首位攻防戦(メットライフドーム)に4-3で逆転勝ち。ゲーム差を3・5に広げたが、先発した菊池雄星投手(26)は2点リードされ投球数が122球に達した7回2死二塁、2安打されていた松本を迎えた場面で降板。ベンチで悔しさを爆発させた。

 「ボール自体は悪くなかった。相手(の先発)は上沢君だったので、点を与えられない。粘り強く投げようと思いながら3点取られましたけど。そこ(降板)は悔しい」

 首脳陣も「あんな雄星は見たことがない。たまにはいいけど」とビックリ。辻監督は「熱くなっていたから、何も言いませんでした。帽子を投げていたので、拾ってあげました。でも、それくらいあった方がいいって。そういうのが出てきたのが、僕はうれしい。そういう気持ちがあって、悔しい思いをして、次に生かしてくれればいい」と理解を示したが、初めて見せる姿だった。

 前回は7月26日のオリックス戦に登板。ローテーション通りなら中6日で2日のソフトバンク戦だったが、「敵はソフトバンクだけではない。カード頭をエースに取ってもらう」(辻監督)と首位攻防戦の初戦を中7日で託された。

 辻監督は「本人としてはふがいない部分もあったと思う。いつもチームが勝てばいいと言っていて、勝ったんだから、十分な貢献をしたと思う」と評価している。

 救援した平井が抑え、その裏の攻撃で逆転に成功し、チームが勝ったことがせめてもの救いだ。これで負けていたら波紋を広げかねないところだっただけに、いろんな意味で大きな1勝となった。(塚沢健太郎)

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