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プロも注目! 創成館・川原陸 大阪桐蔭を最後に倒した“最恐”男

 今大会の絶対的大本命、大阪桐蔭にとって“最恐”の刺客といわれるのが創成館(長崎)。9日の第3試合で、創志学園(岡山)との1回戦に登場する。

 7日には紅白戦を行い、エース左腕の川原陸投手(3年)は2回5失点だったが、「久々の実戦にしてはいい球もあった。プラスにとらえたい。決して悪くなかったです」と前を向いた。

 185センチ、84キロの体格から繰り出される最速141キロの直球とスライダーにネット裏からの視線は熱い。この日も熱心なスカウトが甲子園そっちのけでスタンドから目を光らせていた。

 「プロ注とか、ドラフト候補とか、そんな…」。練習後の川原は首を横に振ったが、試合に向けた話となると目の色を変えた。創志学園のエースは最速150キロを誇る2年生の西純矢投手。

 「相手がいい投手だというのも分かっています。そして、2年生ですよね。絶対に負けられない。勝ちたいです。それ以外にない」

 強烈な対抗心を隠そうともしない。プロ志望といわれるが、あるスカウトは「上位か下位か。ここが一番評価の分かれるところ。本音を言えば、大学か社会人でもまれた後を見たいが、『杉内(現巨人)を青田買いできる』と思えば、どこでも獲りに行かざるを得ないよな」。

 昨秋の神宮大会準決勝で現在高校球界最強と誰もが認める大阪桐蔭に、公式戦で土を付けた最後の投手でもある。左腕の希少性からいっても、プロ側は秋まで決して目を離せない。(片岡将)

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