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【甲子園レジェンド 100分の1の夏】松井裕樹 2年生大会後は各地から練習試合の依頼が殺到… 「日本で一番全国へ旅をさせてもらった高校生」 (1/2ページ)

★楽天・松井裕樹(3) 

 前日の浦添商(沖縄)戦終了からわずか20時間後。準々決勝の光星学院(青森=現八戸学院光星)戦が始まった。

 「連投だったので体はきつかったです。相手には田村さん(現ロッテ)、北條さん(現阪神)といい打者がそろっていましたし」

 桐光学園の2年生エース、松井裕樹=現楽天=は、この試合でも15奪三振の力投を見せたが、8回に田村、北條に連続適時打を浴び3失点。0-3で敗れ、涙を流した。

 「自分が3年生の野球を終わらせてしまったんです。申し訳ないって気持ちと、もっと一緒にやりたかったというさびしさでいっぱいでした」

 この大会で松井は、板東英二(徳島商)、斎藤佑樹(早実)に次ぐ歴代3位の68奪三振。一気にスターダムに駆け上がり、大会が終わっても注目を浴び続けた。

 「学校のグラウンドまでテレビカメラが来たり、練習試合の結果まで新聞にでかでかと載ったりして、不思議な感じはありました。でも、同級生が取材されたらうれしいじゃないですか。あの状況を楽しんでいた選手もいますし、チーム全体の士気は上がりました」

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