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日本“上野頼み”もう限界 延長10回力尽き、米に逆転負け ソフトボール世界選手権決勝 (1/2ページ)

 課題は“上野頼み”からの脱却以外にない。

 2020年東京五輪で3大会ぶりに実施されるソフトボール女子の世界選手権が12日、千葉市のZOZOマリンスタジアムで決勝が行われ、日本は米国にタイブレークの延長10回、6-7で逆転サヨナラ負けを喫し優勝を逃した。

 日本は同日の敗者復活を兼ねた3位決定戦でカナダを3-0で破り、決勝に駒を進めた。エースの上野由岐子(36)が2試合連続で先発し1人で投げ抜いたが、米国の強力打線に屈し、10回は2点差を逆転された。

 上野は87球を投げて完封したカナダ戦から約3時間半後、再び先発し162球を投げたが、6-4で迎えたタイブレークの延長10回、同点に追いつかれてなおも抱えたピンチで、2試合合計249球目を打たれ、三塁線を抜けるサヨナラ安打。

 米国がのべ7人の継投(リケッツ、ガルシアは2度ずつ登板)を繰り出す一方、1人で投げ抜いた上野は無念そうに天を仰いだ。

 疲労の色が隠せない中で、110キロ台の直球と多彩な変化球を駆使して再三のピンチを乗り切り、「年齢を感じさせないプレーをする」との言葉は体現した。

 だが、次世代の台頭がテーマだった日本で、宇津木監督が「一番勝ちたいゲーム」を託したのは上野。試合後は「投手の層が不足していた」と率直に敗因を語った。

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