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本田圭佑の“カンボジア掛け持ち”、日本サッカー協会は渡りに船? 世代交代進める好機 (1/2ページ)

 突然サッカー・カンボジア代表のゼネラルマネジャー(GM)に就任し日本中を仰天させた本田圭佑(32)=メルボルン・ビクトリー=だが、都内の日本サッカー協会(JFA)には事前に説明に訪れていたことがわかった。

 13日に都内で開かれたアジア大会結団式に日本代表副団長として出席した日本サッカー協会の田嶋幸三会長(60)は「2週間くらい前でした。彼(本田)から挨拶と事情説明を受けました」と明かした。

 GMといっても事実上の監督で、「ルール上の問題を彼(本田)は気にしていたが、国際サッカー連盟(FIFA)にも問い合わせたと話していた」と田嶋会長。

 2年契約でカンボジア代表の全権を委任された形だが、本田によると「報酬なし」。さらに本田は指導者ライセンスを持っていないため、アルゼンチン協会の指導者ライセンスを持ち、本田専属アシスタントであるフェリックス氏(30)が登録上の監督となり、本田の意向を受けて指揮する。異例ずくめのスタイルを取る。

 田嶋会長は「彼(本田)みたいな選手が監督とか、そういうポジションで現場にいることはうれしい。もちろん、メルボルンで頑張ってもらわないといけない。それが一番だけどね」と苦笑いするしかなかった。

 本田はメルボルンと1年契約を締結。10月からは豪州リーグが始まり、日程上カンボジア代表戦と重なることもある。豪州では同リーグ史上最高額の年俸290万米ドル(約3億2000万円)。日本のJリーグよりレベルが数段低いとあって、「チームを勝たせる自信はある」と話す本田だが、大きな責任を背負うことになる。

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