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M点灯広島、大独走の落とし穴に今年もハマるのか? つきまとう「勝負弱さ」 (1/3ページ)

 広島が15日の阪神戦(京セラドーム大阪)に6-4で勝ち、優勝へのマジック32を点灯させた。同日現在2位の巨人に11・5ゲーム差をつけ、球団史上初のリーグ3連覇はほぼ間違いなし。目指すは1984年以来34年ぶりの日本一だが、そこまでの道のりは険しい。広島OBは、圧倒的な強さをみせる半面、今月1日にマジック点灯へ王手をかけてから6度も点灯チャンスを逃し続け、昨年はクライマックスシリーズ(CS)でシーズン3位の横浜DeNAに敗れた勝負弱さに不安を募らせている。

 実に7度目の挑戦で、ようやく3連覇へのマジックがともったが、緒方孝市監督(49)は「関係のないこと。昨年の反省を踏まえて143試合、カープの野球をやるだけ」と冷静沈着。

 先制を含む2本の適時二塁打を放った丸佳浩外野手(29)も「マジックは一気に5個も10個も減るわけじゃない。これまでと変わらずに」と気を引き締めた。

 一昨年は117試合目の8月24日にマジック「20」。昨年は102試合目の8月8日にマジック「33」。今季は101試合目と、だんだん早くなっている。

 しかし、勝てば優勝マジック「42」が点灯する今月2日のヤクルト戦(神宮)に4-10で完敗。もちろん8月中の点灯は、とんでもなく早いのだが、リーチをかけてから約2週間も要した。

 ある広島OBは「一昨年の日本シリーズ以降、絶対に勝たないといけない、ここ一番を必ず落としている。それが今のカープの最大の課題だ」と不安材料をズバリ指摘する。緒方監督が「昨年の反省を踏まえて」と口にしたように、苦い思いを味わい続けている。

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