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【江尻良文の快説・怪説】CS争いのせいで監督人事が大混乱? 2014年は岡田監督の阪神復帰が幻に終わる

 クライマックスシリーズ(CS)のせいで、来季監督人事が混迷を極めている。球界OBが「敗者復活のCSがあるから、6球団しかない中で3位になれば来季続投なんていう、ばかげた話になる」と吐き捨てるのも、ごもっともだ。

 セ・リーグでは広島の独走優勝はもはや間違いないが、ヤクルト、巨人、阪神が残り2枠のCS出場権をめぐって激しいバトルを展開。横浜DeNA、中日もまだ可能性はあると目の色を変えている。

 2014年は、リーグ2位に終わった阪神・和田豊監督の解任、岡田彰布氏の監督復帰が既定路線だったが、阪神はリーグ優勝した原辰徳監督率いる巨人にCSファイナルステージでまさかの勝利。日本シリーズに出場したために大逆転で和田監督続投、岡田監督復帰は幻に終わった。

 昨年CSを勝ち上がり日本シリーズに出場したDeNAのラミレス監督は、1年契約で臨んだ今季、5位に低迷中。逆転のCS出場に命運をかけている。

 現場トップの監督が決まらなければ、コーチ人事、トレード、FA戦線などすべてが停滞する。何が起こるかわからない短期決戦のCSの結果が出ないと、アクションを起こせないからだ。かくしてストーブリーグは大混乱をきたすことになる。(江尻良文)

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