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今年は高校生遊撃手の当たり年 「大阪桐蔭・根尾を獲る球団がドラフトの勝者」 甲子園 (2/2ページ)

 その龍谷大平安と17日の3回戦で対戦する日大三(西東京)は、主将で「3番・遊撃」の日置航(3年)がチームの要。強打、強肩と守備の堅実さでプロ各球団がリストアップしているが、現状は大学進学が濃厚だ。

 常葉大菊川(静岡)の奈良間大己(3年)は172センチ、66キロと小柄だが、県大会で打率8割超と打ちまくり、甲子園初戦の益田東(島根)戦でもバックスクリーン弾を放つなど乗りに乗っている。パ・リーグ球団スカウトは「センスの塊。今すぐ欲しいが、進学と聞いている」と残念そうに話した。

 逸材は県大会敗退組にもいる。天理・太田椋、延岡学園・小幡竜平の評価が高く、「2人とも180センチくらいの長身だが、動きは軽い。特に小幡はそれほど名前が売れていない割に能力が高い」と前出のパ球団スカウト。

 某球団の編成トップは「現時点で進学の気持ちを固めている選手も、甲子園で活躍して自信を付ければプロに傾くことがある。高卒のショートがレギュラーを取ってくれれば、10年間はチームの大黒柱になってくれる」とスカウト陣にゲキを飛ばす。聖地で躍動する逸材たちに注がれる視線は熱くなる一方だ。(片岡将)

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