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やはりJリーグでは久保建英を育てられないのか… 天才少年が伸び悩む全舞台裏 FC東京・長谷川監督「突き抜けるものがない」 (2/3ページ)

 日本では東京五輪代表のエースと期待され、U-16(16歳以下)代表を皮切りに、U-17W杯、飛び級でU-20W杯にも出場。日本代表スタッフから「A代表で育成してもいいくらいの逸材」との声が上がったほどだ。

 ところが今季は22試合のうち出場はわずか4試合で、いずれも途中出場。長谷川健太監督(52)から「確かにうまいが、突き抜けるものがない」と苦言を呈されている。

 相手を抜き去るドリブルの技術、高いシュート力は影をひそめ、すっかりさび付いた印象だ。

 なぜ、天才少年は伸び悩んでいるのか。

 「クラブの幹部と久保の父親が同じ筑波大出身」(日本協会関係者)との事情もあって入団したFC東京は、Jクラブ屈指の「育成下手」と酷評されている。

 かつては、国見高時代に全国高校選手権で大会史上初の2年連続得点王に輝き、その後オランダでもプレーしたFW平山相太を獲得したが、ブレークしきれないまま昨年仙台へ移籍。同年限りで現役を引退した。

 昨夏にポルトガル1部のポルティモネンセへ期限付き移籍してから台頭したMF中島翔哉(23)も、FC東京では伸び悩んでいた。

 Jリーグでは過去に久保と同じ16歳でFW柿谷(C大阪)、宇佐美(デュッセルドルフ)が、17歳では日本代表の10番・香川(ドルトムント)、原口(ハノーバー)がプロ契約しているが、現状では久保が彼らの域まで達することができるかどうかも怪しい。

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