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やはりJリーグでは久保建英を育てられないのか… 天才少年が伸び悩む全舞台裏 FC東京・長谷川監督「突き抜けるものがない」 (3/3ページ)

 スペインでは18歳になる来年にバルセロナへ復帰するとも報じられているが、久保としてはそのためにも出場機会を増やし、“天才復活”を印象付ける必要がある。

 久保を受け入れたのが横浜Mというのも、意味深長だ。MF中村俊(磐田)、GK川口(J3相模原)らレジェンド級の主力を次々と放出。監督候補だった元日本代表DFの井原正巳(50)もJ2福岡で指揮をとっている。

 その要因は本場英国に本拠地を置きプレミアリーグの強豪マンチェスター・シティなどを運営するシティ・グループが、2014年7月から横浜Mの株主となったことにある。シティ・グループ主導の監督人事や補強策はことごとく失敗。今季は22節終了時点で14位の低空飛行で、J2自動降格圏内の17位との勝ち点差はわずか2。仮にJ2に降格すれば、クラブ史上初の屈辱だ。シティ・グループとの契約は更新時期に入っており、低迷が続けば支援打ち切りの可能性も出てくる。

 そこで、久保とポジションがかぶるMFバブンスキー(24)を緊急解雇。起爆剤として久保を迎えた。“土俵際同士”による相思相愛の移籍劇といえる。

 「いまはマリノスのために勝利に貢献できる選手になりたい」と久保。森保監督も東京五輪、2022年W杯カタール大会へ向けて、天才少年の本領発揮を切望しているはずだ。

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