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度を過ぎた“新人いじめ” ブレーブス・アクーニャが食らった死球で球界騒然 

 3試合連続で先頭打者本塁打を放っていた米大リーグ・ブレーブスの新人1番打者、ロナルド・アクーニャ外野手(20)が15日(日本時間16日)のマーリンズ戦の1回、初球をぶつけられたことが波紋を呼んでいる。米メディアは「あまりに汚く危険な行為。再発防止策を考えるべきだ」と声を上げている。

 ぶつけた側のホゼ・ウレーニャ投手(26)は、この1球で退場となり、6試合の出場停止処分を科された。メジャー4年目で昨季14勝の右腕が投じた剛球は97・5マイル(157キロ)。今季最速だった。

 アクーニャはぶつけられた左肘を押さえてうずくまり、両ベンチから全員が飛び出してもみ合いに。ウレーニャは「故意ではない」と弁明したが、誰もその言葉を信じなかった。

 大リーグには“新人いじめ”の伝統がある。ウレーニャは昨季14個の死球をぶつけ、今季も10個目。内角攻めで知られるが、この1球は度を超えていた。すでにマーリンズはペナントレースから脱落している。

 USA TODAY紙は「どんな投手にも、相手の選手生命を危うくさせる権利はない。スポーツマンとして最低の行為」と断罪。スポーツ・イラストレーテッド誌は「現行制度では罰金か5-10試合の出場停止だが、20-30試合の出場停止処分として、その間の給料を取り上げた方がいい」とした。

 アクーニャはベネズエラ出身で俊足巧打の左翼手。最近8試合で8本塁打、今季19本塁打を放つ大活躍で、今季の有望株ランキングでエンゼルスの大谷翔平投手(24)とトップを争っていた。骨に異常はなかったが、大谷もウレーニャのような投手と対戦するときは警戒した方がいい。

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