記事詳細

ドラ1候補、大阪桐蔭・根尾選手は見事すぎる優等生 西谷監督もベタ褒め「遠征帰りのバスで寝ているとホッとするくらい」 甲子園 (1/2ページ)

 「彼のことを一度も声を荒らげて怒ったことはないんです。授業でも周りが寝ている中で、あの子が寝ているところを見たことがない」

 大阪桐蔭の西谷浩一監督(48)がそう目を細めるのが、遊撃、投手、外野をこなす“多刀流”で今秋ドラフト1位候補の根尾昂内野手(3年)。

 準決勝までの5試合で打率・471、2本塁打2打点。投げても2試合に先発するなどチームに貢献している。

 岐阜県飛騨市生まれで、両親はいずれも診療所に勤める医者。中学時代は生徒会長を務めた。大阪桐蔭進学後も、根尾が所属する体育・芸術コースには4クラスある中で、野球部では1人だけ成績が一番上の「Aクラス」に属している。

 「他の先生方に聞いても授業態度は完璧。遠征帰りのバスの中でみんなが寝ているときに1人で本を読んでいる。逆に珍しく寝ているとホッとするくらい」と西谷監督は笑う。

 指揮官は昨夏の3回戦で仙台育英(宮城)にサヨナラ負けを喫して敗退した翌日、新チームの主将を決めるために各選手に誰がふさわしいか話させた。

 「そのときに根尾は『中川がいいと思います。自分はサポートする側がふさわしい』と言ってきた。私は根尾がどう言うか興味があったんですが、彼がチームのために何でもやる覚悟が見えた瞬間でした」

関連ニュース