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鳥栖、5億円トーレスやっと初ゴール「すごくうれしい」 天皇杯

 公式戦8試合目にして、やっと出た。J1鳥栖のFWフェルナンド・トーレス(34)がホームで行われた天皇杯4回戦(対神戸)の後半39分、来日初ゴールを決めた。

 「こんなにたくさんの人の前で最初のゴール。すごくうれしいよ」

 サッカーでは「逆転負けスコア」といわれる2-0の後半19分からピッチに登場。その20分後、エリア内左でボールを得たMF福田が、中央にグラウンダーのパスを送ると、トーレスが右足で丁寧に合わせてゴール右隅に流し込んだ。「簡単にシュートができた」と試合後冷静に解説する余裕をみせた。

 特別な試合だった。ともにスペイン代表として2010年のW杯南アフリカ大会を優勝に導いたMFイニエスタも、相手の神戸で途中出場。鳥栖のゴール前で得点を狙うイニエスタに体を張って対抗するなど、ライバル心を燃やした。同じ34歳で、今季途中に来日した点も一緒。「私たちはいい友達。うれしかった」と笑顔を見せた。

 鳥栖はリーグ戦16位に沈んでいる。いまだJ1残留をかけたプレーオフ圏内にいるが、天皇杯ではこれで3大会ぶりのベスト8入りとなった。

 「まだまだこれから、いいところを見せられます」と断言したトーレスにはまだまだ、5億円以上といわれる年俸の費用対効果を見せてもらわなければならない。

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