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【江尻良文の快説・怪説】一昨年の雪辱果たす好機! ソフトバンク・王球団会長が猛ゲキ「今は良い状態になっている」

 首位・西武に最大11・5ゲーム差をつけられながら、5ゲーム差(8月27日時点)まで追い上げてきたソフトバンク。おりしも週刊誌に「極秘入院」と報じられた王貞治球団会長(78)が、「ちょっと休んで疲労回復した。大丈夫」と全快宣言。チームにゲキを飛ばした。

 逆に日本ハムに最大11・5差をつけながら、悪夢の大逆転を許した一昨年の雪辱を果たす好機。王会長は「一昨年ひっくり返されたから、こっちもやれるということではないが、今は良い状態になっている」とうなずいた。

 原動力は、左腕アリエル・ミランダ投手(29)と右の大砲ユリスベル・グラシアル内野手(32)。王会長も「開幕からやっている選手は疲れているが、新しい外国人選手は元気だからね。頑張ってくれるだろう」と期待を寄せる。

 25日の西武戦でノーヒットノーランまであと3人の快投を演じた推定年俸4000万円のミランダは、球団史上1リーグ時代の1943年の南海・別所昭(毅彦)以来、2度目の快挙を逃したものの価値ある1勝を挙げた。

 メジャー通算13勝のキューバ出身左腕は、終盤の切り札としてマリナーズから7月に加入。まさに役割通りの快投だ。

 一方、翌26日の西武戦の延長12回に劇的な4号サヨナラ満塁弾を放った、推定年俸5500万円のグラシアル。昨年3月のWBCではキューバ代表として巨人・菅野から一発を奪い猛アピール。ソフトバンク入りを果たした。デスパイネが右ヒザ炎症で登録抹消されたことに伴い、1軍昇格していた。「備えあれば憂いなし」とは達川ヘッドコーチの弁だ。

 王会長のタイムリーなゲキが、一昨年の屈辱を晴らす秘密兵器になる。(江尻良文)

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