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金足農・吉田の直球、日本ハム・巨人・楽天3球団のハート翻弄しまくり (1/2ページ)

 今秋ドラフトの1位候補、金足農・吉田輝星投手(3年)は8月31日、高校日本代表の一員として宮崎県選抜との壮行試合(サンマリン宮崎)で9回に登板。最速149キロの直球を軸に1イニングを無失点に抑えた。

 一塁側ダッグアウトからマウンドへ駆け出すと、1万6000人の観衆は大歓声を上げ、一斉にスマートフォンのカメラを向けた。投球練習を終えると、中堅の大阪桐蔭・藤原(3年)と前日に打ち合わせた『シャキーン・ポーズ』を決め、さらにスタンドの盛り上がりをあおる。

 先頭には死球を与えたが、次打者を148キロで空振り三振に仕留め、盗塁死のおまけ付き。最後の打者も直球で押しまくり、149キロで投ゴロに打ち取り試合を締めくくった。

 「まだ完全に感覚は戻っていませんが、疲れも感じず、腕を振れたのはよかった。藤原のポーズ? 100点です」

 スターぞろいの代表チームにあっても断トツの人気を見せつけた。

 吉田の登板を、大渕スカウト部長、木田GM補佐、原田九州地区担当スカウトの3人体制で視察したのは日本ハム。

 大渕部長は「きょうは無料とあって、野球を見たことのないお客さんもたくさん入っていた。そこをあれだけ沸かせられるというのは得難いこと。変化球ももう少し見たかったが、投球を見られたのはよかった」

 例年、日本ハムのドラフト1位指名のコンセプトは「その年一番の選手を獲りに行く」。今夏甲子園大会後のスカウト会議で吉田を1位候補の『特A』に格上げしたが、投打に輝きを放つ大阪桐蔭・根尾(3年)との比較には結論が出ていないようだ。

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