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休む間もない…森保監督、本音ポロリ「本当は西野さんにA代表監督をやっていただきたかった」

 兼任はやっぱりつらいよ…。日本人初の兼任監督で、キリンチャレンジ杯のチリ戦(7日=札幌ドーム)で“A代表デビュー”する森保一監督(50)が2日、2つの本音を漏らした。

 「楽な移動ではなかったですよ。体は(昔と比べて)老化をしていますから」

 これがひとつ目。U-21(21歳以下)代表で臨んだジャカルタ・アジア大会の男子サッカー決勝(1日)で、宿敵韓国に延長戦の末1-2と惜敗。翌日のこの日帰国したが、成田空港で新千歳空港行きへ乗り継ぐと、そのまま札幌入り。森保監督は休む間もなく“A代表モード”に突入だ。

 そもそも、韓国と日本ではアジア大会に臨む姿勢に雲泥の差があった。2年後の東京五輪での年齢制限を見据えて21歳以下で編成し、海外組の招集もままならなかった日本に対し、兵役免除がかかっていた韓国は、大会規定通り23歳以下で編成。しかもオーバーエージ(OA)枠のFWソン・フンミン(26)、同ファン・ウィジョ(26)=G大阪、GKチョ・ヒョヌ(26)を先発で起用した。

 もともと、大会初戦の2日前に現地入りする過密スケジュールだった日本の目標は「なんとかベスト4」(森保監督)に過ぎなかった。

 その森保監督は「A代表の監督をやらせていただくのは幸せです」という一方で、「本当は、西野さんにA代表監督をやっていただきたかった」とこの日2つ目の本音を口にした。

 W杯ロシア大会の決勝トーナメントでベルギーに大逆転負けを喫し固辞したが、西野朗前監督(63)がA代表、森保監督が東京五輪代表を率いる形こそ、指揮官が描いていた理想だった。

 補佐役のナショナルチーム・ダイレクター(ND)の人選が難航しているが、西野前監督の入閣を誰よりも望んでいるのが森保監督だろう。(夕刊フジ編集委員・久保武司)

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