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根尾が太眉に込めた一本気「細すぎるのってダサイじゃないですか」 文武両道の“多刀流”に各球団が熱視線 (1/3ページ)

 第12回U18アジア選手権が3日に開幕し、高校日本代表は1次リーグ初戦(サンマリン宮崎)で香港を26-0の5回コールドで下した。今秋ドラフトの1位候補で、遊撃をはじめ、外野、投手もこなす“多刀流”根尾昂(大阪桐蔭3年)は5打数5安打、自身初のサイクル安打も達成した。根尾のトレードマークは、漫画「こちら葛飾区亀有公園前派出所」の主人公・両津勘吉ばりにつながった太いマユ。そこには、今どきの高校生とは対照的なこだわりが隠されている。(片岡将)

 「きょうの相手でサイクルや5安打を打ったからといって、満足してたらダメですから」

 試合後、大粒の汗を光らせながら自分を引き締めた根尾。確かに、香港の先発投手はストレートが100キロ前後。初回にりきんだ味方打線が三者凡退に終わったのを見て、「自分はとにかく引きつけて逆方向(左翼方向)を意識していこうと思った。その意味で第1打席は初球のストライクを強く振れたので、一番納得できる」。

 2回無死一塁で迎えた第1打席で、狙い通り左翼線を破る適時三塁打。第3打席には、2死走者なしから右越えソロ本塁打。さらに2死二塁の第3打席で中前適時打を放った。

 「この時点で、4打席目で(サイクルヒットを)決めてやろうという気持ちはありました」

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