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金足農・吉田輝星、進路決断先送り 清宮の後輩・野村は“まさかの”プロ志望

 ドラフト候補生たちが進路表明の時期を迎えている。第12回U-18アジア選手権(宮崎)で高校日本代表は10日、中国との3位決定戦に14-1で7回コールド勝ちし、来年のU-18W杯への出場権を確保。ドラフト1位候補で進路が注目されている金足農・吉田輝星投手(3年)は福井国体(今月30日-10月3日)終了後に決断を下す意向を示した。

 夏の甲子園大会前までの既定路線通り八戸学院大進学か、もしくはプロ入りか、吉田は「国体が終わってから考えても遅くないと思うので、まずは国体で勝つことに集中していきたい」と決断を先送りした。

 一方で同日、日本高野連のホームページが更新され、昨年1学年上の清宮幸太郎内野手(19)=日本ハム=と3、4番コンビを組んで活躍していた野村大樹内野手(3年)がプロ志望届を提出したことが明らかになった。

 高校通算68本塁打の大砲だが、早大進学が“鉄板”視されていただけに、早々に志望届を提出したことにプロのスカウト陣から驚きの声が上がった。

 「身長は公称172センチだが、実際はもう少し小さい。飛ばす力はあるが、伸びしろという点でどうかな…」とは某球団の幹部スカウト。ドラフトで指名されるかどうか、ボーダーライン上に位置しているという。

 「元々は藤原(大阪桐蔭)、中川(同)、小園(報徳学園)と同じ枚方ボーイズ出身。途中で仲のいい中川と大阪福島シニアに移ったが、今も枚方出身者同士でやりとりはあると聞いているし、甲子園での元チームメートの活躍は相当刺激になっただろう。触発された可能性は大いにある」と同スカウト。

 ただし、大学の推薦枠を確保しつつプロから指名されなければ進学という“プロ待ち”を早大は認めていない。評価が微妙な中、退路を断って決断したことになる。(片岡将)

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