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ギラつく38歳!中日・松坂「僕はもう少し頑張る…村田、杉内の分も」

 “達観”するのはまだ早い。38歳の誕生日の13日に、かつて横浜高のエースとして伝説を築いた甲子園で阪神戦に先発した中日・松坂大輔投手は、こう明かした。

 「同世代の村田(BCリーグ栃木)、後藤(横浜DeNA)、杉内君(巨人)が引退を発表して、彼らの分の気持ちも込めて、『僕はもう少し頑張るよ』という決意表明の日にしたいと思っていた」

 甲子園では西武時代の2006年以来12年ぶりの先発。5回1失点で今季6勝目を挙げた。

 9日に引退試合を行った村田は、同点の9回無死一塁で迎えた最終打席に「最後フルスイングでもいいが、ゲッツーにならないようにチーム最優先の打撃をしよう」と意識して二ゴロに倒れた。

 巨人・杉内は12日に引退会見。ここ3年はリハビリに費やし、「緊張感が全くなかった。若い選手と過ごす時間が増えて野球選手でなくなっているなと思った」と語った後、声を詰まらせて「心から後輩を応援するようになった。勝負師として違うかなと」と心境を吐露した。

 主砲やエースを支えるのは強烈な自我だ。進塁打を打つ村田や、若手への対抗意識を失った杉内は、ユニホームを脱ぐ境地まで達したといえる。だが「松坂世代」の旗手はまだ燃え尽きていないようだ。

 クライマックスシリーズ(CS)出場圏の3位巨人に3ゲーム差と迫り「チームとしては、まだまだ諦めてはいけないゲーム差。なんとかプレーオフ(CS)につなげられるように頑張りたい」と目をギラつかせた。

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