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【江尻良文の快説・怪説】セ・パ球団入場者数増の決め手はこれ 中日は松坂効果、ロッテはグッズ攻勢

 14日に発表されたセ、パ両リーグの球団別観客動員(13日現在)を、昨年比で分析してみる。

 セ・リーグで前年比アップ率トップを続けているのが中日で、8・6%増の1試合平均3万55人。松坂の復活を期待するファンの熱い思いは、一過性ではなかった。

 2位は昨季最下位から一転、2位の座を死守しようとしているヤクルト。5%増の2万7158人。メジャー帰りの青木の貢献度が大だ。3位は横浜DeNAで1・2%増の2万8188人。

 リーグ3連覇までカウントダウンの広島は0・6%増の3万821人で4位。横ばいだが、入場券は連日売り切れで、本拠地マツダスタジアムの収容人数が3万3000人と限られているのだから致し方ない。5位・巨人は0・2%増の4万1383人。4年ぶりのV奪回を期待したファンを裏切り続けているのだから、アップなら御の字だろう。阪神は唯一2・1%のダウンだが、1試合平均の観客動員4万1502人は巨人を微差で上回り、12球団トップの座をキープしている。

 パ・リーグのアップ率首位が昨季最下位、今季もBクラスのロッテで14・3%増(2万2985人)とはサプライズだ。「井口新監督を迎え、いろいろな種類のレプリカユニホームをファンにプレゼントしているからではないか」と、ファンサービスの結果と分析する関係者もいる。

 チーム成績3位と健闘している日本ハムがリーグワーストの3・7%減なのは、二刀流大谷ロス。代わって期待されたルーキー・清宮も、才能の片鱗は見せるものの故障がちのシーズンを送っているためだろう。(江尻良文)

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