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重量挙げパワハラ疑惑、協会内部はゴタゴタ 幹部苦言「いきなりメディアに発言、普通はない」 (1/2ページ)

 日本ウエイトリフティング協会の三宅義行会長(72)が女性選手(現在は引退)にパワハラをしていたとの疑惑が指摘された問題で、日本協会は今週にもコンプライアンス委員会が調査を始める見通しだ。ただ、パワハラ疑惑の報道について協会幹部は「事実と異なる点もある」としたうえで、疑惑を追及する別の幹部に苦言を呈するなど、協会内部の反目も見え隠れしている。

 日本協会は、専務理事と倫理委員会委員長、監事3人の計5人で構成されるコンプライアンス委員会で女性へのヒアリングなどの調査を行い、結果次第で第三者委員会設置も視野に入れるという。

 15日の協会の記者会見冒頭、三宅氏が、「私に対する度重なる報道で皆様方にご迷惑とご心配をかけ、誠に申し訳なく思う」と謝罪。「会のコンプライアンス委員会に調査を委ねており、その結果を待つ。どのような結果であれ結果に従うつもりだ」と述べ退席した。

 パワハラ疑惑を追及している古川令治常務理事によると、三宅氏は2013年ごろ、女性選手の前で床にコップを投げつけたり、食事の際に挨拶がなかったとして怒鳴るなどしたとされる。

 小宮山哲雄専務理事は「速やかに調査する」と説明。調査に携わる弁護士の池永知樹監事は「自身(女性選手)の意思で話されているのか、何か圧迫はないのか」と話す場面もあった。ヒアリングなどの調査は今週にも行われるが、終了の時期については明言しなかった。

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