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【江尻良文の快説・怪説】“2軍の日本シリーズ”で激突! 次期監督候補が「伝統の一戦」へ

 すでに4年連続イースタン・リーグ優勝を決めている巨人と、8年ぶりのウエスタン・リーグ優勝へマジック1(21日現在)の阪神。“2軍の日本シリーズ”にあたる「ファーム日本選手権」(10月6日=サンマリンスタジアム宮崎)で激突するのは必至だ。

 かつて日本プロ野球界の金看板だった伝統の一戦。それなのに現状はどうか。球団ワーストタイ記録の4年連続V逸の巨人と、13年連続V逸の阪神。同じ就任3年目の高橋由伸監督(43)と金本知憲監督(50)の株も暴落している。

 「2人とも、柔軟な対応が求められる監督には向いていない」と球界、球団OBから大ブーイングを浴びている。それも無理はない。「3年目の今年こそ優勝を」と高らかに宣言しながら、横浜DeNA、中日を交えた低次元の3位争いを展開している。

 なんとかクライマックスシリーズ(CS)ファーストステージの出場権を獲得し、来季続投へ最低限の保証を手にしたいところ。そんな寂しい1軍の現実と対照的なのが2軍だ。

 川相昌弘2軍監督(53)が率いてイースタン4連覇を果たした巨人と、矢野燿大2軍監督(49)のもとで8年ぶりウエスタン制覇間近の阪神の対決は「最終頂上決戦 プロ野球ファーム日本選手権」と銘打って行われる。指揮官は2人とも評価が高く、次期1軍監督候補にも名前が挙がっている。

 今季も落胆させられた両軍ファンは厄落とし。せめてファーム日本選手権で将来性のある若手を見て、目の保養をしてはいかがか。(江尻良文)

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