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【森保Jの新星】MF・天野純、左足「負の歴史に終止符」の宿命 (1/2ページ)

 2013年9月6日のグアテマラ代表戦でMF遠藤保仁(ガンバ大阪)が決めたのを最後に、日本代表では実に5年間も直接FKをたたき込んだゴールが生まれていない。不名誉な“空白期間”に終止符を打つ可能性を左足に搭載しているのが、MF天野純(27)=横浜F・マリノス=だ。

 森保一監督(50)率いる新生日本代表に追加招集され、11日のコスタリカ代表戦(パナソニックスタジアム吹田)の後半30分からA代表デビュー。

 いよいよ5年間に及んだ空白期間が終わるかもしれない、という期待感に周囲は身震いした。

 同33分、ペナルティーエリアの右角付近でMF堂安律がファウルを獲得した。左利きにとって絶好の位置。しかしベンチから「お前が蹴れ!」と声をかけられた天野は、志願する堂安に直接FKを譲ってしまう。

 「僕が(堂安)律の立場だったら、自分で獲得した直接FKなので蹴りたいと思うはずだし、そこは尊重しました」

 その左足に現役屈指の高精度のキックを宿す。J1通算9ゴールのうち3つが直接FK。今季初得点を完璧な直接FKで決めた4月28日の鹿島戦後、対戦相手のDF内田篤人がうなった。

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