記事詳細

広島V3秘話 「菊池の素顔」 イタズラ好きでヤンチャも…表に出さぬ無類の面倒見のよさ (2/2ページ)

 そんな菊池を奮い立たせる存在がいる。同僚の山野恭介打撃投手(26)だ。大分・明豊高ではソフトバンク・今宮の1年後輩で甲子園にも出場。2010年育成ドラフト1位で入団。12年に四国アイランドリーグplusの香川へ派遣され、1年間在籍し最多勝に輝いたが、翌年21歳で引退。裏方に回った。

 「20代前半でバッピー(打撃投手)になる人って、あまりいない。本人は現役を続けたいと思っていたはずだし、裏方の中でも年下でかなり苦労している。だからこそオレは声をかけているし、彼には頑張ってもらいたいんだよ。ヤマー(山野打撃投手の愛称)に気持ちよく仕事をしてもらうためにも、オレは頑張らなくちゃいけないね」

 これを伝え聞いた山野打撃投手は「正直、うれし涙が出そうです」と感激。「僕にとっては先輩であり、お兄ちゃん。野球のこと、プライベートなこと、なんでも相談させていただいています。菊池さんだから話せることがありますし、自分も頑張れています」と最敬礼だ。

 ヤンチャなイメージで照れ屋の菊池は決して表に出さないが、無類の面倒見のよさでチームを支えている。(山戸英州)

関連ニュース