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金足農・吉田輝星、大学進学から一転プロ入り決断の裏側 鹿取GM解任で巨人“輝星取り”加速 (1/3ページ)

 今夏の甲子園で準優勝した秋田・金足農のエースで今秋ドラフト1位候補の吉田輝星投手(3年)は4日、秋田市内で行った家族会議の結果、プロ志望届を提出することを決断した。甲子園大会前には青森・八戸学院大への進学を決めていたが、同日中に断りの連絡を入れた。甲子園での活躍でプロ側から評価が急上昇し、プロへ意識が変化。複数球団による1位指名競合が確実視される。さらに決断の裏側には、吉田の意中の球団の影も見え隠れする。

 「周囲からは『いずれの道を選ぶにせよ、後悔しない選択を』といわれている。この点だけは意識します」

 2日の福井国体で高校生活最後の試合を終えた吉田は、すっきりした表情でそう話していた。

 7月の秋田県大会を視察したパ・リーグ球団幹部スカウトは、高めに伸び上がるストレートと投手としての完成度に驚愕したという。「これは甲子園に出たら大変なことになると感じた」。その予感通り、右腕は甲子園で大ブレークした。

 「地方大会の時とは(状況が)一変している。両親と相談して、監督さん(金足農・中泉監督)には客観的に実力を見てもらって決めていきたい」と話していた吉田。

 福井国体では自己最速を更新し、今ドラフト候補高校生では最速となる152キロをマーク。複数球団からの1位指名競合は確実な状況だ。巨人、楽天、DeNA、日本ハムなどが関心を示しており、プロ志望が明確になったことで今後さらに増える可能性がある。

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