記事詳細

【水沼貴史 オヤジのためのサッカー塾】DF酒井宏樹、マルセイユで急成長! 攻撃陣がうんざりする“頭脳守備”

 キリンチャレンジ杯のパナマ戦(12日=新潟)、ウルグアイ戦(16日=埼玉)に向けた日本代表メンバーが発表され、長友佑都(ガラタサライ)、吉田麻也(サウサンプトン)らとともに、サイドバックの酒井宏樹(28)=マルセイユ=が復帰しました。

 W杯ロシア大会で日本代表の主力を張った酒井宏ですが、フランスの強豪マルセイユでもレギュラーに定着。「いいね!」を何十回も押したいくらい頼もしい選手になりました。

 2016年夏、ドイツのハノーバーからマルセイユに移籍したころから守備が上達。守備では〔1〕相手が嫌がるポジショニング〔2〕グループでの絞り込み-の2点がポイントですが、その点酒井宏は相手攻撃陣がうんざりするような動きができるようになりました。

 J1柏時代(2009-12年)には185センチ、75キロの体格を前面に押し出していました。それもとても大事なことですが、マルセイユで相手を分析し、根拠のある守りを敷くことによってフランスリーグのトップチームでレギュラーを獲るまでに成り上がることができたのです。

 とりわけサイドバックとなれば、DFでありながら積極的な攻撃参加も求められ、現代サッカーでは司令塔(10番)に匹敵するくらい大事なポジションといっていいと思います。

 それでも、やはり体力より頭を使ってプレーすることが何より大事。酒井宏がどうやって相手の攻撃陣を網にかけるのかを、みなさんにもじっくり堪能していただきたいと思います。(元J1横浜監督)

関連ニュース