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錦織、フェデラーに完敗「最初に動きが良くなかった」

 世界のトップに立つには何かが足りないのだろう。男子テニス「上海マスターズ」のシングルス準々決勝(12日=中国・上海)で、世界ランキング12位の錦織圭(28)=日清食品=は同2位のロジャー・フェデラー(37)=スイス=に4-6、6-7でストレート負けを喫した。

 試合開始から一進一退。第2セットは6-6となりタイブレークに持ち込んだが、最後はフェデラーのパワーの前に連続でセットを失った。「最初に動きが良くなかった。自分にアンフォーストエラー(ミス)が多かった」と錦織。

 錦織はフェデラーに、前回対戦の昨年全豪オープン4回戦でフルセットの末に惜敗。内容で大きく引き離されているわけではないが、2014年3月のソニー・オープンの勝利以降5連敗。対戦成績は2勝6敗。

 錦織は世界3位のノバク・ジョコビッチ(31)=セルビア=を2勝15敗と苦手にしていることがよく伝えられるが、フェデラーにもなかなか勝つことができない。

 今季は、エルステバンク・オープン(22日~、ウィーン)と、パリ・マスターズ(29日~、パリ)の2試合を残すのみ。上位8人出場のATPファイナル(11月、英ロンドン)の出場争いは10位から9位に上がったが、この2人に一矢報いることが先決といえそうだ。