四つんばいで大量出血、脱水症状で逆走… 女子駅伝、アクシデント続出で疑問の声 (1/2ページ)
21日に福岡県の宗像・福津で行われたプリンセス駅伝でアクシデントが続出した。四つんばいになりながらタスキをつなぐ選手や、脱水症状で倒れる選手の姿に沿道の観客は冷や冷や。テレビ中継でもその様子が映し出され、視聴者からは「感動的だった」という意見の他に、「競技を続けさせた運営側や指導者側に問題があるのではないか」との疑問の声も上がった。
全日本実業団対抗女子駅伝の予選会となる重要な大会。まずアクシデントが起きたのは第2区だった。
3位を走っていた岩谷産業の飯田怜(19)が、第2中継所手前約300メートルで、足をひねって転倒した。立つことができなくなったがあきらめず、タスキを左手に持って、四つんばいになりながら前を向き、必死に進み出した。
沿道から上がる声援や悲鳴の中、はったままで最下位で第3区の走者へとタスキをつないだ。飯田の両膝は青黒く腫れ上がり、大量の流血があった。主催者側によると右脛骨(けいこつ)の骨折で全治3~4カ月と診断された。
審判とみられる男性は飯田のすぐ後ろを歩きながらも制止することはなかった。テレビ中継では四つんばいの飯田に「あと70メートル! 俺は行かせてやりたい。気持ちは!!」と、この審判の男性と思われる声が入っており、実況も「ここで途切れさせるわけにはいかない!」と鼓舞し続けた。

