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阪神・矢野新政権、コーチ陣は機能するか 首脳陣とナイン、お互い腹の探り合いに… (1/2ページ)

 矢野燿大(あきひろ)新監督(49)率いる阪神は23日、甲子園で秋季練習を開始。一新された1軍コーチ陣は機能するのか。

 初日の練習前には福留、糸井、鳥谷らベテラン勢を含む全ナイン、関係者を前に、指揮官が今季最下位に沈んだ現状に反省を促しつつ「前を向いてやっていこう」とゲキを飛ばした。

 新1軍コーチ陣のうち、外部から招聘されたのは、今季楽天の外野守備走塁コーチを務めた清水雅治ヘッドコーチ(54)だけ。大半は、2軍コーチからの繰り上げとなった。今季2軍を率いた矢野監督を支え、ウエスタン・リーグ優勝、ファーム日本選手権も制して“2軍の日本一”に輝いた面々である。

 問題は2軍の手法が1軍でそのまま通用するのかどうか。チーム関係者は「2軍のときのような明るい雰囲気が保てれば『来年はやれる』と思っている選手は多いよ。ただ、成績低迷などの事情により、監督やコーチが別の顔を見せれば、選手はすぐに『1軍に昇格して人が変わった』と受け取るだろうし、今年以上に谷底へ転がり落ちるスピードは速くなると思う」と警鐘を鳴らす。

 一方、新任の清水ヘッドは初日から早速、「ちょっと元気ないかな」と物足りなさを口にした。

 これまで西武、楽天など4球団でコーチを歴任し、昨年からは侍ジャパンのフル代表でもコーチを務めている。阪神では2軍から昇格した40代前半の若手首脳陣を束ね、参謀役を担う。

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