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“新鋭”撃破! 錦織、ツアー・ファイナル出場へ「チャンス」あり エルステバンク・オープン

 20歳の新星にてこずった。男子テニスのエルステバンク・オープンは23日、オーストリアのウィーンで男子シングルス1回戦が行われ、世界ランキング11位の錦織圭(28)=日清食品=が同45位のフランシス・ティアフォー(20)=米国=と対戦。7-6、5-7、6-2のフルセットの末に競り勝ち、2回戦進出を決めた。

 ティアフォーは昨年2月のデルレイビーチ・オープン(米フロリダ州)でツアー初優勝を飾った新鋭。錦織は「厳しい試合だったが、このような試合に勝ててうれしい」と顔をほころばせた。

 第1セットはお互いにサーブをキープする我慢の展開。だが、今季8割近い勝率を誇るタイブレークでは、多彩なショットで相手を揺さぶるなどして制した。第2セットはリードを奪いながら、最後に2度のブレークを許して落とした。それでも「集中し直した」という最終セットはリターンがさえ、相手サーブを2度ブレーク。粘る相手を振り切り「盛り返すことができた。全体的にはいいテニスができた」と胸を張った。

 年間成績上位8人によるATPツアー・ファイナル(11月=ロンドン)出場は微妙。現在のポイントは10番手で、上積みするには今大会で上位進出が必要だ。本人は「あまり考えていない」というが、「(今大会優勝の)チャンスはあると思う」と意欲満々だ。

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