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錦織4強、ファイナル争いでティエム撃破 なおみは涙の終戦…

 男子テニスのエルステバンク・オープンは26日、ウィーンでシングルス準々決勝が行われ、世界ランキング11位で第5シードの錦織圭(28)=日清食品=が、同7位で第1シードのドミニク・ティエム(オーストリア)を6-3、6-1で破り、4強入りを決めた。

 年間成績上位8人によるATPツアー・ファイナル(11月11~18日・ロンドン)進出争いでは、ジョン・イスナー(米国)を抜いて9番手に浮上した。ティエムが8番手で、ファイナル進出を争っている。

 大観衆が地元ティエムを応援する完全アウェーをものともせず、精度の高いショットを見せつけて、2回戦に続いて約1時間で全仏オープン準優勝の難敵を退けた。第1セットはティエムが第1サーブに苦しむ間に、立て続けにブレークして5ゲーム連取。第2セットも4ゲーム連取と付け入る隙を与えなかった。

 「ほぼ完璧な試合だった。全部良かった。こういうスコアで勝てるのは調子がいい証しかなと思う。悪くなりかけたときもしっかり自分のいいプレーを呼び戻せた」と満足そうな表情の錦織。

 27日の準決勝では予選から勝ち上がったミハイル・ククシュキン(カザフスタン)と対戦する。対戦成績は7戦7勝。「(ククシュキンは)かなり調子が良さそう。いつも以上にタフな試合になる」。ツアーで今季3度目の決勝進出に向けて自信を取り戻した表情だった。

 一方、女子テニスの年間成績上位8人によるWTAファイナル第6日は26日、シンガポールで行われ、シングルスの1次リーグA組最終戦で世界ランキング4位の大坂なおみ(21)=日清食品=は同9位キキ・ベルテンス(オランダ)と対戦し、第1セットを3-6と落としたところで左太もも裏の痛みのために棄権し、3連敗の最下位で敗退した。全米オープンに勝利したシーズンは終了となり、「クレイジーな年。新しい経験をたくさんした」と大坂。