記事詳細

【江尻良文の快説・怪説】日本シリーズ開幕! 広島、巨人のおかげで“短期決戦ベタ”返上か

 日本シリーズが27日に開幕。前日にはマツダスタジアムで広島・緒方孝市監督(50)、ソフトバンク・工藤公康監督(55)が出席し監督会議が行われたが、所要時間わずか10分ほどで終了。3度目の正直で34年ぶりの日本一奪回に挑む緒方監督の豹変ぶりがクローズアップされた。

 両監督の合意があれば、採用されることになっているのが予告先発。「事前にNPB(日本野球機構)の方と話し合い、こちらは予告先発はありがたいと言った」。こう明かしたソフトバンク・工藤監督。それに対し、広島・緒方監督も即座に同意した。

 昨年は3位・横浜DeNAにCSファイナルステージで苦杯。一昨年は日本シリーズで日本ハムに完敗。緒方監督は広島OBからも“短期決戦下手”のレッテルを貼られている。

 だが、今年のCSファイナルステージでは高橋巨人を3タテ。「シーズンのようにノビノビとやれた」とすっかり自信を付けた様子だ。

 しかも、熱烈な声援を背にする地元・マツダスタジアムでの赤ヘル軍団の強さは群を抜いている。この日も改めて「ファンの声援は大きなアドバンテージ」とアピールした。ソフトバンク・工藤監督が希望した予告先発を快諾したのも、緒方監督の短期決戦アレルギー解消、余裕の現れといえそうだ。

 有言実行。緒方監督が2年連続、通算3回目の日本一を目指す工藤監督率いるソフトバンクを一蹴したら、巨人サマサマということになる。(江尻良文)

関連ニュース