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【江尻良文の快説・怪説】日本シリーズ、延長戦短縮の波紋…カネやん激怒「夜中でもやれ!」 NPB取り分増の裏事情も (1/2ページ)

 日本シリーズの延長は昨年まで、最長で15回まで行われていたが、今季からレギュラーシーズンに合わせて12回に変更された(第8戦以降は無制限)。すると、いきなり27日の第1戦が延長12回引き分けとなり、物議を醸している。

 翌28日、TBSテレビ系列で放送されたサンデーモーニングの「週刊・御意見番」コーナーにゲスト出演した球界長老OBの金田正一氏(85)は「勝負を決めなくちゃ。夜中でもやればいいのよ。日本選手権で引き分けはないですよ。怒っています」とまくしたてた。

 くしくも、ドジャース対レッドソックスの米メジャーリーグ・ワールドシリーズ第3戦(日本時間27日)で、ドジャースが延長18回、サヨナラ本塁打で勝つという劇的な試合が展開されたことも、怒りの火に油を注いだのかもしれない。

 ソフトバンク・王貞治球団会長は、金田氏とは対照的に受け止めている。「(レギュラーシーズンを含めて)引き分けがなく、必ず決着を付けるメジャーリーグとは違う。(従来の)延長15回でも引き分けはある。12回で引き分けという規定なのだから、それを前提に戦うだけだ」

 現実的には王会長の言う通りだ。車社会の米国と終電車の時間を気にしないといけない日本では事情も違う。だが、延長15回制から12回制に変更した時点で、引き分けが増えることは危ぐされていた。

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