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錦織、フェデラーの“メンタル粉砕”4年半ぶり勝利! フェデラーは珍しく審判に“暴言” (1/3ページ)

 男子テニスの年間成績上位8人による日東電工ATPファイナルはロンドンで開幕し、シングルスで1次リーグB組に入った世界ランキング9位の錦織圭(28)=日清食品=は11日(日本時間12日)、第1戦で四大大会史上最多20度の優勝を誇る世界3位のロジャー・フェデラー(37)=スイス=に7-6、6-3でストレート勝ちした。フェデラーに勝利したのは4年半ぶりで、対戦成績は3勝7敗となった。今シーズンの締めくくりとなる大会で最高の滑り出しをみせた。

 「何かを変えないといけないと思っていた」

 エリート8人だけが出場する大舞台。マッチポイントでフェデラーのショットがアウトになるのを確認すると、錦織は静かに息を吐きながら拳を握りしめた。試合時間は1時間27分。

 第1セットはフェデラーのサーブから始まり、キープ合戦となった。ともに序盤は本来の動きではなく、ミスが目立ったが、サーブに難点のある錦織だけにキープできればチャンスは広がる。5-6で迎えた第12ゲームは0-30とリードされて苦しかったが、当てただけのバックハンドがダウンザラインにエースになって逆襲。タイブレークも7-4で取ることに成功した。

 第2セットも第1ゲームはいきなりブレークされたが踏ん張った。次のゲームをすぐにブレークバック。フェデラーの動きがやや重かったこともあり、錦織の攻撃力が際立った。第6ゲームもブレークして押し切った。