記事詳細

西岡剛、古巣ロッテにラブコール「戻ってこいといわれること願っている」 トライアウト密着ルポ

 12球団トライアウトが13日、福岡県筑後市のタマホームスタジアム筑後で行われ、西岡剛内野手(34)=阪神、成瀬善久投手(33)=ヤクルト=をはじめ、所属球団を戦力外となった選手ら48人が参加した。

 受験者の中で最年長だった西岡はロッテ時代の同僚、成瀬らと対戦し1安打2三振。「ロッテから戻ってこいといわれることを心の中で願っている」と古巣にラブコールを送った。

 打撃練習中から「西岡頑張れ!!」とファンから声援が飛ぶなど、注目度の高さがうかがえた。1打席目はコラレス(楽天)から三振に倒れたが、続く2打席目に左腕の成瀬から右打席で左中間へ適時二塁打。トライアウト開始前には、選手ロッカーで成瀬に対し「思い切ってこい。真剣にやろう」と話しかけていたという。

 野球人生を左右する舞台で「1安打出て、気持ち的に楽になった」と西岡。2010年パ・リーグ首位打者に輝き、その後米大リーグ挑戦を経て、13年に阪神入りしたが、16年に左アキレス腱を断裂する大ケガを負った。当時の掛布2軍監督に「野球をやめるな」と励まされ、懸命のリハビリを重ねて1年後に戦列復帰したが、今季チームは17年ぶりの最下位に終わり世代交代の波にのまれた。

 そんなベテランが第一に狙うのはロッテへの復帰だ。在籍中に日本シリーズを制し、WBC、北京五輪日本代表に選ばれ、「幕張のスピードスター」として輝かしい実績を積み重ねた。「しっかり(動ける)姿を見せて獲ってもらえるようアピールした」。期日は設けず野球人として活躍の場を求めていく。

関連ニュース