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選手は40分前に会場入り…森保J、空前の大渋滞騒動 ファン5000人以上間に合わず (1/2ページ)

 サッカーのキリンチャレンジ杯で国際連盟(FIFA)ランキング50位の日本は16日、同29位のベネズエラと1-1で引き分けたが、それどころではない。

 この日の会場は大分市の大分銀行ドーム(大銀ドーム)。日本の選手を乗せたバスが大渋滞に巻き込まれて到着時間が大幅に遅れ、試合は予定通り午後7時30分にキックオフされたものの、開始40分前に到着するドタバタぶりだった。

 森保一監督は試合後、「大分の警察の方やお車で観戦にきてくださった方々が道を譲ってくれた。それがなければ間に合わなかったです。感謝してもしきれない」と語った。

 多少の渋滞なら、市街地からバスやタクシーを利用し約30分で到着するはず。ところがこの日は激しい雨に見舞われ、幹線道路の事故も重なって空前の大渋滞が発生。4時間近くかかった関係者も出る混乱を呈した。

 対戦相手のベネズエラ代表・ドゥダメル監督(48)は「南米ならよくあることで、なんとも思いませんでしたが、世界屈指の先進国である日本で起こったことは驚きです」と苦笑いした。

 大銀ドームは2002年サッカーW杯日韓大会の開催地として、総工費250億円以上をかけて建設された開閉式ドーム。設備は上等だが、もともと市街地からのアクセスは国内最悪のスタジアムともいわれる。それでも日本代表戦の舞台になるのは、サッカー好きの土地柄で必ず満員になるから。この日の試合も前売りで約4万枚のチケットが完売していた。

 シャレにならないのは、渋滞で会場に到着できなかったファンだ。観客は3万3364人と発表されたが、空席が目立ったスタンドには試合終盤になっても続々とファンが到着。最終的にチケット代を支払ったにも関わらず観戦できなかったファンが5000人以上いたとみられる。

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